がまぐちを作る時は「この生地がかわいい!」「この生地でがまぐちを作ったら絶対合う!」という生地の魅力にメロメロになっている場合がほとんどです。
好きなデザインを追求していくと辿り着いたのはUSAコットンをはじめとする海外デザインの輸入生地でした。
がまぐち作りのコンセプトとまではいかないけれど、好きな生地のことについて書いてみようと思います。
生地を選ぶときに必ず見に行くサイトの紹介も盛り込みます。
よろしければおつきあいください。
心ときめくデザイン USAコットンの魅力
USAコットンは、アメリカでキルト用に販売されているコットン生地を指すようですが、日本ではアメリカから輸入された生地全般を指しているような個人的なイメージがあります。
厳密には違うとは思うのですが、今回この記事を書くにあたりアメリカ方面の輸入生地のことをざっくりまとめてUSAコットンと表記します。
このがまぐちに使用している生地は、すべてUSAコットンです。
昔ながらのがまぐちに、海外でデザインされた生地がぴったり合う文化の融合(大袈裟)みたいなところに、密かな萌えポイントがあります。
大袈裟でマニアックですが、本当に昔から好きです。
斬新・奇抜と言えるようなデザインから、シックなテキスタイル、ものによっては和モダンに近いようなデザインもあるおもしろさ。
色の使い方に至るまでとにかく、ただの布だけど海外のデザイナーの完全なる「作品」だと思います。
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USAコットン ヴィンテージの魅力
もともとUSAコットンに興味をもった入口がフィードサックなどのヴィンテージ生地です。
このがまぐちの切り替え下部分の花柄生地は、ヴィンテージのフィードサックを使っています。
フィードサックは昔アメリカで家畜飼料や穀物を入れるために使われていた袋のことです。
30’s(サーティーズ)復刻柄という当時のデザインを復刻した生地が販売されていることから、広く使われていたのが1930年頃なのでしょうね。
もちろん、それ以前のもっと古いヴィンテージやそれ以後の少し洗練されたデザインのものもあります。
どこか懐かしい生地のデザインが、現代においてはとても新鮮で魅力的に見えて私はとても好きなのです。
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ヴィンテージはアメリカだけじゃないヨーロッパも魅力的
ちょっと話がそれてヨーロッパに話が飛んでしまいますが、ヨーロッパにも魅力的なヴィンテージ生地があります。
このがまぐちの切り替え下部分の生地は、東欧のヴィンテージの生地を使っています。
一般的な花柄系もありますが、幾何学模様のような大きめのテキスタイルとか色使いが独特なデザインが魅力的です。
やっぱり、どこか懐かしい生地のデザインがとても新鮮で魅力的に見えて私はとても好きです(2度目)
ヨーロッパと言えば北欧のテキスタイルがすっかりメジャーですが(もちろん北欧系も好きです)東欧のヴィンテージも独自の路線があって、それぞれの文化がおもしろいなぁと思います。
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忘れちゃいけない日本の生地
作っているがま口の生地は6~7割くらいは日本のメーカーの生地です。
そしてオーダーで着物に合うがまぐちの製作依頼をいただいた時などは、金欄生地を使う時もあります(写真右)
金欄生地も豊富で、ご依頼の合わせる着物の色や雰囲気に合うよう生地を探したりします。
今は生地から探す個別のオーダーはお休みしていますが、再開したらまた「ザ・日本のがまぐち」的なものを作りたいです。
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総じて布が好き
いかがだったでしょうか。
がまぐち作りの生地のことについて、個人的な好みを紹介してみましたが、まだ正直言い足りません(笑)
屋号をcollectにした由来は、布集めがとにかく好きだったところにあるくらい、布が好きです。
長くなるのでこのあたりで終わりますが、第2弾があるのかないのか!?
第2弾があった場合はまたお付き合いください。
※各ショップ様、許可なくリンクを貼らせていただいた失礼をお許しください
問題がありましたら削除いたしますので、お手数ですがお問い合わせからご連絡ください